悪いサイクルが招いた結果、精神を病んでしまう事も考えられます。わたしは病んでしまいました。初めて精神科で診療を受け「適応障害」の診断を受けました。
生まれ育った環境のせいで、もともと精神が弱いわたしは、強い口調での返答や罵倒されるのがとても辛いです。よく、「考えすぎ」「もっと精神鍛えろ」とも言われてきました。
それは人それぞれ、克服できる人もいれば、無理な人もいます。後者がわたしです。
ストレスだらけの会社勤めはもう終わりにしませんか?
精神病を患ってからでは遅い
わたしは人の目を気にし、他人の言動が気になってしまう為、気も弱く、事がうまく運ばない時も多々あります。一番厄介なのが、突然泣いてしまい、自分も相手も困らせてしまう状態です。
自分でも、唐突に悲しくなり泣きじゃくり涙が止まらず、話そうにも言葉が出せず、その場合しばらく会話にならなくなります。
なぜそうなるの分からず、病院へ行くという概念が無かった時期は、かなり苦しかったです。
数年前に小さな会社に入社しましたが、トップと会社を回しているその息子が、わたしをいろいろ指導する形となりました。びっくりした事に、時間分にしたらいくらの仕事だと言われ、電卓まで叩かれました。
そして後に、その作業は無駄ではないか、俺が教えているのになぜできないと、言動がどんどんひどくなっていきました。最終的には、しゃべるな!に到達しました。
日常的に、日報の文章がおかしい。このメールの内容文は相手へには不適切だ!と言われ続け、精神はズタボロでした。
ある日の朝、通勤時に会社に近づくほど、手が震え悪寒がし、気持ち悪さが増してきました。到着した途端に吐き気が及んでトイレへ駆け込みました。精神的な物だと分かっていたので、早退して精神科がある病院へ行きました。
病院内では診察前にカウンセリングを受け、その時に過去の生まれ育った環境などもきかれましたが、ずっと涙が止まらずどうしようもない状態でした。診察時には先生に、なぜ泣いているのですか?と聞かれましたが、わたしにも分からなかったので、分かりませんと答えました。今までで一番最悪な状態で、最終的に「適応障害」と診断され、職場へ症状の説明をする為に診断書も書いてもらいました。
結局、1週間休んで数時間だけ仕事をしてみることにしましたが、ある時トップの息子から、電話がかかってきて何か頼まれましたが、思考回路がうまく働かず、うまく返答ができないまま結局どなられてしまい、急に泣き出してしまいました。「あー、これ無理だ」と感じ、そのまま早退し、病院へ行って最終的に辞めることを会社に電話で通告しました。たった5カ月の勤務でした。
逃げる決断は早めに取るべき
長くなりましたが、こうなる前に自分の心に従って、辞める決断は早めにするべきと、わたしは思います。わたしのようになってからでは、遅いのです。
悪い会社の環境に支配される前に、そして判断力が鈍る前に、早めに逃げる決断をしましょう。
日本の会社は、古い考えの所がまだ多く存在します。がんばれ!だの我慢しろ!だの、そういったのは今の世の中通用しません。
もう、会社へ行くのは古いのです。個人でゆるく、自由にゆったりとビジネスをする、風の時代に変わっています。自分を大切にする為には、ストレスのない、今の時代に合わせた生き方をするのが一番です。